認定研修施設とは
がん治療認定医として不可欠な知識、技能、臨床的判断、心構えを習得するための環境を提供する施設です。
この目的を達成するためには、適切な資料と設備が整っていることが必要です。
臨床環境としては、さまざまながん患者を入院、外来の両方で観察、管理する機会がなくてはなりません。[がん治療認定医(歯科口腔外科)の研修プログラムに関しては歯科口腔外科領域のがん患者のみを対象とします]。また、研修者には、がんの自然経過、各種治療プログラムの有効性、悪い知らせを含めて患者に対して情報を伝える方法を学ぶため、急性ならびに慢性疾患患者の両者に対して、継続して責任を負う機会が与えられなければなりません。
教育プログラムを行うためには、入院設備、外来診療設備、検査設備が適正に利用されるべきであり、それらがよく機能している必要があります。
2020.04.01 認定研修施設の審査基準が制定されました。(2023.04.01一部改正)
認定研修施設 審査基準 |
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認定研修施設資格の有効期限は、5年間です。
5年ごとに更新手続きが必要となります。
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毎年、指導責任者の在籍確認をおこないます。
指導責任者が不在の場合には、認定期間に関わらず、
認定研修施設の資格を返上していただきますのでご承知おきください。
認定研修施設(歯科口腔外科)
当機構の認定研修施設のうち、「がん治療認定医(歯科口腔外科)」の臨床研修のみを対象とした施設を「認定研修施設(歯科口腔外科)」と称することといたしました〔第77回理事会(2023年6月21日開催)決定事項〕。
この決定にともない、2024年4月1日付で「認定研修施設(歯科口腔外科)」に区分される施設には、新たな認定番号を付与いたしました。新たな認定番号での認定証は2024年4月1日に発行しています。
認定研修施設 有効期限変更のお知らせ
2017年度より、認定研修施設とがん治療認定医・がん治療認定医(歯科口腔外科)の認定期間を統一するため、すべての認定研修施設の有効期限を現在の「10月31日」から「翌年3月31日」に延長することといたしました〔第44回理事会(2015年11月7日開催)決定事項〕。
【認定研修施設の有効期限】
(変更前) (変更後)
2021年10月31日 → 2022年3月31日
【注意点】
•有効期限延長に伴う手続きはありません。自動的に延長されます。
•有効期限延長に伴う認定証の再発行はいたしません。有効期限は、上記のとおり読み替えてください。
•更新申請年度に変更はありません。
(例:(変更後)有効期限 2022年3月31日 → 更新申請の受付「2021年度」)